左利きは器用、の真相

私はよく、「左利きって頭いいんでしょ？」
「左利きって器用なんだよね？いいなー」と言われますが、

実際利き手と頭のよさ、器用さなど関係あるのでしょうか？

私はずっと、周りの右利きの子にうらやましがられるたび
「そんなことないよ」と言い、また実際
「左利きが器用なんて迷信でしょ？」と思ってました。

私自身は実際、図画工作が大好きで
そっち方面ではものすごく手先が器用でしたが(矛盾してる笑)。


しかし大人になり、左利きが器用と言う説は
かなり信憑性があるのではないかと感じるようになりました。

ここから先は私の推測ですが・・・


左利きの子は、右利き社会の中で
生活していくうえで、
どうしても利き手とは違う
右手を使わなければならない場面が多いのです。

ドア一つとっても
右手で開けやすいようになっているものが多いですし、
また私の場合以前の記事に書いたように
書道は「手に墨汁が付いてしまう」という理由から
右手を使わざるを得ませんでした。

そう。

左利きの子は、
生活の中で自然と
両手を使う機会に恵まれているのです。


当然、普段から使っていれば
右手でもある程度色々なことができるようになります。

逆に右利きの子は
普段の生活の中で
どうしても左手を使わなければならない！ということは
そうそう無いでしょう。


ですから、
両手を使うような作業において
左利きの子のほうが上手にできる確立が高いわけです。


これが、「左利きは器用」の真相かなあ、と
私は思います。


もちろん手先の器用さなんて
人それぞれですから、
あまり器用でない左利きのお子さんがいても
ぜったい責めませんように！！

(これ大事！子供悪くない)